2021/10/05

面会

20日ぶりに母と会った。

緊張しながら病室に向かうと、途中の公共スペースで作業療法をしているのが見えた。

思うように動かぬ体と車椅子だったにもかかわらず一瞬で母だとわかった。

久々に母を目の前にすると勝手に涙がドバドバ出てきて不思議だなと思った。

 

 

 

ずっと自責の念に駆られて少しずつ自分の責め方が明確になってきて言語化されてきて厳しく厳しくなっていく。

今の方がご飯を食べていると言った母を思い出すと何故もっと母に母を大切にさせなかったのか、大切にしなかったのか、しているふりだったのか、したいとはずっと思っていたしなるべくしているはずたったしでもこうなるともっとずっと足りていない足りていない足りないと後悔だけが頭をグチャグチャにして内臓を押しつぶす自責になる

なんでどうしてもっとこうしてずっとああできて私がもっと戦っていれば

久々に触った母のひんやりとしたサラサラの右手は今動かず、文鳥を撫でるはずの右手は感覚が鈍く体の下敷きなってもわからない

こんなことにはならなったのかもしれない

精神状態が悪い